事務局より~三陸鉄道のバリアフリー化について~
復興への足掛かりとして、「障害者による三陸方面の旅行企画」や「鉄道の枕木だけでも、あるいは鉄道設備の一部だけでも、全国からのカンパでできないものか」など様々な企画を考えてくれました。
また、岩手に来る以前から三陸鉄道の望月社長とメールでやりとりをしていて、三陸鉄道が復活した際にはバリアフリー化をしてもらえるように訴えてくれました。
そして岩手に来てからは実際に望月社長に会ってバリアフリー化を訴えてくれました。

後日、望月社長から矢吹さんへバリアフリー化の内容についてメールが届いたそうです。
望月社長の許可を得たということなので、ここに公表します。
「 三陸鉄道社長の望月です。
先日は、わざわざ田野畑までご来訪いただき、ありがとうございました。あの時も少しお話したのですが、弊社の駅のバリアフリー化につきまして検討している事項をお知らせします。
【南リアス線】
① 盛(さかり)駅 JRの大船渡線に仮設の通路を設置し、跨線橋を渡らなくてよいようにする。
② 陸前赤碕駅 新設に伴い、バリアフリー化する。
③ 綾里駅 下り線を閉鎖し跨線橋を渡らなくてよいようにする。
【北リアス線】
① 小本駅 駅ビルの改築に伴い、エレベーターを設置してホームに直行できるようにする。
② 島越駅 新設に伴い、バリアフリー化する。
以上です。
なお、実現にはまだまだ課題がありますので、ご了承ください。 皆様の期待に応えることができるよう、精いっぱい努力しますので、今後ともよろしくお願いします。」
と、素晴らしいお返事が返ってきました!!
また、「今後の復興状態によって、改修内容は変化することもありますのでご理解下さい。」ともあったそうです。

三陸鉄道は震災前から赤字経営だったため、実際に復旧することができるのかは本当に難しいと思いますが、望月社長にはぜひ頑張ってもらいたいですね!
矢吹さん、ありがとうございました!!
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