遠藤のバリアフリー診断レポート3
3回目の今回は、遠野穀町の仮設住宅です。ここの仮設は木目調の仮設でとても温かそうな印象を受けました。とりあえず、仮設のバリアフリーの状況を以下に。
- 仮設住宅の入り口にはスロープがあった。
- 玄関には2,3センチ程の段差があった。
- トイレに段差がなかった。
- 浴室には下に下がる段差があった。
- 台所回りは広々していて冷蔵庫等置いても車椅子で方向転換できる余裕があった。
- 洗面台は車椅子で使用するには難しかった。
まとめ
手動車椅子の場合は、少し前輪を上げれば家の中に入ることができましたが、電動車椅子では玄関の幅が足りなくて入れませんでした。浴室は段差がありますが、すのこを何枚か敷いて段差解消すれば入浴用車椅子を入れることもできそうです。ただ、浴槽に入るには入浴用リフトが必要になりますが、シャワーを浴びるくらいであれば問題なさそうでした。穀町の仮設は、車椅子でも十分生活ができると思いました。ですが、サポートセンターの職員の方から話を聞いたところ、車椅子ユーザーは住んではいないとのことでした。私が見てきた仮設住宅(といっても6箇所くらいしか見てませんが.....。)の中では、比較的バリアフリーで生活できそうな仮設なのに車椅子ユーザーが誰も住んではいないのは驚きでした。抽選の時に、車椅子ユーザーにこの仮設を紹介できなかったものかと思いました。今後のレポートも乞うご期待!
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